11/5 () 15:45〜16:45 (展示会場フィッティングルーム)

コンサート&レクチャー

演奏者:佐藤豊彦 (Lu)

 

◆山下暁彦製作の11コース・バロックリュート使用

・R. ド・ヴィゼー(1650頃〜1725頃):シャコンヌ

・J.G. ヴァイヒェンベルガー(1676〜1740):アルマンド − クーラント

・S.L. ヴァイス(1687〜1750):サラバンド 

 

◆奥 清秀製作の4コース・ルネサンスギター使用

・P. ファレーズ(1570出版):ファンタジー − パヴァーヌ − ガイヤルド

     
   
 

佐藤豊彦 リュート

Toyohiko SATO Lute

 

世界を代表するリュート奏者として活動する佐藤豊彦は、1968年にスイスへ留学し、1971年に世界初のバロックリュートLPをスイスで録音してデビュー。1973年にはオランダ王立ハーグ音楽院の教授に抜擢され、2005年に退官するまで、世界各国で活躍する数多くの後輩リュート奏者を育てた。1982年のカーネギーホールでのリサイタルは、ニューヨークタイムズに写真入で絶賛を博した。30枚近いソロLP,CD、そして数えきれない程のアンサンブルでの録音の中には1980年にオランダでエジソン賞を、同年に文化庁芸術祭賞を、1983年と2008年にはレコード・アカデミー賞など、多くの受賞がある。作曲家としても世界各地の現代音楽祭に参加し、自作品によるCDも2枚あり、3枚目が今年11月にリリースされる。バロックリュート教則本を始め、リュート現代音楽カタログや自作品楽譜などの出版物もある。2000年には「リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパン」の会長に就任し、特に日本に於けるリュート奏者、製作者、愛好家の普及に貢献すべく力を入れている。さらに音楽家のための禅茶道「楽禅古流」と気功「楽禅式呼吸法」を考案し、能楽を学び、伝統的な日本の精神文化との融合を目指して、現在も国際的に活動を続けている。1943年生れ。

 
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