ヴァイオリン作品演奏 (サイエンスホール)
演奏者 中島 麻(Vn)飯野糸穂子(Pf)
11月1日(金)/1st.Nov. 15:30~16:15
楽器製作者 | (会 員) | 伊東三太郎 耿 暁鋼 豊島継男 |
(会員外) | 株式会社金井製作所 エリザ・スクロッラヴェッツァ |
11月1日(金)/1st.Nov. 16:30~17:15
楽器製作者 | (会 員) | 石田泰史 陳 宇 有限会社バイオリンリサーチ |
(会員外) | 島村楽器株式会社シマムラストリングス秋葉原 ディミトリ・アタナソフ | |
演奏者 中島 麻(Vn)鳥羽亜矢子(Pf)
11月2日(土)/2nd.Nov. 15:30~16:15
楽器製作者 | (会 員) | 池尻雅博 江畑正一 河村盛介 式部信彦 |
(会員外) | ジョルジョ・グリサレス ジュリオ・モラッシイ(ヤスノ-イタリア有限会社) |
11月2日(土)/2nd.Nov. 16:30~17:15
楽器製作者 | (会 員) | 沢辺 稔 園田信博 馬戸建一 |
(会員外) | リューテリア アライ エリカ・ツィシェルスキー |
11月3日(日)/3rd.Nov. 14:45~15:30
楽器製作者 | (会 員) | 岩井孝夫 高橋尚也 |
(会員外) | フィリップ・クイケン 株式会社シャコンヌ ステファノ・トラブッキ | |
オリヴァー・ラトケ |
11月3日(日)/3rd.Nov. 15:45~16:30
楽器製作者 | (会 員) | 庄司昌仁 福田喬史 |
(会員外) | 大塚紀夫 百瀬裕明(宮地楽器小金井店) オリヴァー・ラトケ | |
ブルーノ・フルチーニ(イタリアヴァイオリン製作者協会) | ||
* 曲 目 *※下記候補曲より楽器に合わせて選曲します。なお当日の変更もあります。 |
・H.ヴィエニャフスキ: スケルツォ・タランテラ ・G.タルティーニ: 悪魔のトリル 第1楽章 ・G.タルティーニ: 悪魔のトリル 第2楽章 ・G.タルティーニ: 悪魔のトリル 第3楽章 ・G.タルティーニ: 悪魔のトリル 第4楽章 ・M.ファリャ/コハンスキ: 火祭りの踊り(“恋は魔術師”より) ・J.ブラームス: ソナタ第2番 イ長調Op.100より 第1楽章 ・J.ブラームス: ソナタ第2番 イ長調Op.100より 第2楽章 ・J.ブラームス: ソナタ第2番 イ長調Op.100より 第3楽章 ・J.ブラームス: F.E.Aソナタより スケルツォ ・F.クライスラー: アラビアの歌(リムスキー=コルサコフ“シエラザード”より) ・F.クライスラー: インドの歌(リムスキー=コルサコフ“サドコ”より) ・F.クライスラー: ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡) ・F.クライスラー: 愛の喜び ・F.クライスラー: 美しきロスマリン ・F.クライスラー: 愛の悲しみ ・A.コレッリ/クライスラー: テンポ・ディ・メヌエット(G.プニャーニの様式による) ・A.コレッリ/クライスラー: ラ・フォリア ・M.ファリャ/クライスラー: スペイン舞曲 ・M.ファリャ/コハンスキ: スペイン民謡組曲より 1.ムーア人の織物 ・M.ファリャ/コハンスキ: スペイン民謡組曲より 3.カンシオン ・M.ファリャ/コハンスキ: スペイン民謡組曲より 4.ポロ ・M.ファリャ/コハンスキ: スペイン民謡組曲より 6.ホタ ・P.チャイコフスキー/L.アウア- レンスキーのアリア(オペラ“エフゲニー・オネーギン”より) ・P.チャイコフスキー: 白鳥の湖より パ・ダクシオン オデットとジークフリート ・P.チャイコフスキー: 白鳥の湖より パ・ド・トゥ オディールとジークフリート ・P.チャイコフスキー: 白鳥の湖より ロシアの踊り ・J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第1番 ト短調 BMV1001 ・J.S.バッハ: 管弦楽組曲 3番 アリア ・L.v.ベートーヴェン: ソナタ第3番 Op.12-3より 第1楽章 ・L.v.ベートーヴェン: ソナタ第3番 Op.12-3より 第3楽章 ・C.ドビュッシー: 亜麻色の髪の乙女 ・G.ロッシーニ: セビリアの理髪師 序曲 ・C.サン=サーンス: 交響詩「死の舞踏」作品40 ・C.フランク: ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調より 第4楽章 ・L.v.ベートーヴェン: ロマンス 第2番 ヘ長調 Op.50 ・I.ストラヴィンスキー: イタリア組曲より 序奏 ・I.ストラヴィンスキー: イタリア組曲より セレナード ・I.ストラヴィンスキー: イタリア組曲より タランテラ ・I.ストラヴィンスキー: イタリア組曲より ガヴォッタ・コン・ドゥエ・ヴァリアツィオーニ ・I.ストラヴィンスキー: イタリア組曲より メヌエット・エ・フィナーレ ・H.ヴュータン: アメリカの思い出 ・M.ラヴェル: ハバネラ形式による小品 ・M.ラヴェル/野平多美: マ・メール・ロワより Ⅳ.美女と野獣の対話 ・M.ラヴェル/野平多美: マ・メール・ロワより Ⅴ.妖精の園 ・リムスキー=コルサコフ/永塚節: スペイン奇想曲 Op.34より ジプシーの歌-ファンダンゴ ・リムスキー=コルサコフ/永塚節: シェヘラザードより カランダール王子の物語 ・N.パガニーニ: カンタービレ ・E.エルガー: 愛の挨拶 ・V.モンティ: チャルダッシュ ・P.d.サラサーテ: ツィゴイネルワイゼン ・P.d.サラサーテ: 序奏とタランテラ ・J.E.F.マスネ: タイスの瞑想曲 ・W.A.モーツァルト: ソナタ 第18番 ト長調 K.301 ・A.ドヴォルザーク: 4つのロマンティックな小品 Op.75より第1番 ・A.ドヴォルザーク: 4つのロマンティックな小品 Op.75より第2番 ・A.ドヴォルザーク: 4つのロマンティックな小品 Op.75より第3番 ・A.ドヴォルザーク: 4つのロマンティックな小品 Op.75より第4番 ・F.シューベルト: ロンド イ長調 ・R.ロヴランド: ユーレイズミーアップ ・C.ガルデル: 首の差で |
演奏者プロフィール
中島 麻 Asa NAKAJIMA Violin
幼少期をニューヨークで過ごし4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高校音楽科、同大学卒業。ロームミュージックファンデーション奨学金を得て、ザルツブルクモーツァルテウム音楽院へ留学。同大学院を首席で修了。桐朋学園ならびにモーツァルテウム音楽院ではオーケストラのコンサートマスターを務めた。これまでにヴァイオリンをR.Resnick、江戸純子、徳永二男、イゴール・オジム各氏に、弦楽四重奏をハーゲン四重奏団に師事。
2005年オーストリア・メニューイン記念音楽財団賞1位、2006年オーストリア・ライファイゼン音楽コンクール最高位、第11回クロアチア国際弦楽器コンクール「ルドルフマッツ」2位及び特別賞、2012年青森県立美術館「第5回チャイコフスキーピアノトリオオーディション」1位をはじめ、国内外のコンクールでの入賞歴多数。
帰国後は各地のオーケストラからゲスト奏者として度々招かれ、日本センチュリー交響楽団、札幌交響楽団、新日フィル、兵庫芸術文化センター管弦楽団、静岡交響楽団などでコンサートマスター、アシスタントコンサートマスター、セカンドヴァイオリン首席を務める。
現在は、西本智実イルミナート・フィルハーモニーオーケストラのコンサートマスター、及びトウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアのアシスタントコンサートマスターとして活躍、共演者から厚い信頼を受けている。2017年、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアによるオペラ、ベッリーニ「ノルマ」ではコンサートマスターとして公演を成功に導き(同公演は文化庁芸術祭優秀賞を受賞)、2018年末から翌年にかけて行われたイルミナートフィルの中国招聘公演では、リムスキー=コルサコフ「シェエラザード」のコンサートマスターソロで聴き手を魅了した。
ソリストとしては、ドイツ・イエナ響、サンクトペテルブルク響、キエフ響、ウクライナ・ハリコフ響、クロアチア・ドゥブロヴニク響、チェコ・ボヘミア響、スリランカ響など、多数のオーケストラとともに協奏曲を演奏。また2006年には「イヴリー・ギトリスと素晴らしき仲間たちコンサート」でソリストとして巨匠と共演し“この才能溢れる音楽性豊かなヴァイオリニストは、いつも真摯に音楽に向き合っている。万人の注目と賞賛に値する真の芸術家である。中島麻の存在は、彼女が登場するあらゆるコンサートの価値とステイタスを高めるに違いない”との賛辞をギトリスから贈られた。弦楽専門誌『ストリング』の特集にも取り上げられ、表紙を飾った。
室内楽のプレイヤーとしても定評があり、なかでも2014年に元ウィーン・フィル首席ヴァイオリン奏者ぺーター・ヴェヒターから依頼を受けて参加した弦楽四重奏演奏会ではヴェヒターのほか、ベルリンフィル・ヴィオラ奏者マシュー・ハンター、ウィーン・フォルクスオーパー管首席チェロ奏者リッカルド・ブルーとの好演は特筆される。
オーケストラ・室内楽・ソロと多様な活動を展開するなかで、音楽祭への参加もまた枚挙に暇がない。これまでに宮崎国際音楽祭、ロームミュージックフェスティバル室内楽演奏会、軽井沢国際音楽祭、サイトウキネンフェスティバル松本「若い人のための音楽会」、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、サイトウキネン室内楽勉強会、別府アルゲリッチ音楽祭室内楽演奏会などに出演している。
本年は、ロームミュージックフェスティバルに弦楽アンサンブルのメンバーとして出演するほか、宮崎国際音楽祭にも参加予定。また、著名な演奏家を迎えて行われるコンサートが人気の呼び物となっている、第62回「弦楽器フェア」に、ソリストとしての出演が決定している。
CDに2011年リリース「Asa Cantabile」『レコード芸術』誌・準特選盤がある。
飯野糸穂子 Shihoko IINO Piano
桐朋女子高等学校音楽科卒業、同大学音楽学部ピアノ科在学中、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院(CNSM)入学。
同校ピアノ科一等賞卒業。ソルフェージュ、デシフラージュ、アナリーゼ、室内楽のディプロマ取得。
在仏中、モナコのレーニエ大公一家、R.バール首相等の晩餐会に招かれ演奏。
ヘルシンキのシベリウス・アカデミーにて研修。
日本、フランス、フィンランドの各地でリサイタル、室内楽のコンサートなど、またシベリウス・ウィーク音楽祭(ヤルヴェンパー)クリスマス・チャリティコンサート(サヴォンリンナ)、シベリウス生誕150年記念ツアー(フィンランド各地)、エイヴェレ音楽祭(エストニア)、 NHK・FM、ラジオ・フランス他に出演。
国内外の著名ゲストを招いて「Salon de Musetta Serie de Petit concert」を主催。
1999年より毎月1回飯野病院「いきいきコンサート」及び「赤ちゃんとママとパパで楽しむ音楽会」企画運営
ピアノを舘野泉、L.コハンスキー、井口秋子、Y.ロリオ=メシアン、G.ムニエ、M.タリアフェロ、ロベール、ギャビー&ジャン・カサドシュの各氏に。室内楽をG.ドゥプリュ、J.ランスロの各氏に師事。
プラハにおいてE.インジック、J.ハーラ、B.ノヴォトニーの各氏に師事。
現在、洗足学園音楽大学講師。日本シベリウス協会理事・事務局長。
鳥羽亜矢子 Ayako TOBA Piano
東京藝術大学を経て、インディアナ大学にて研鑽を積む。渡米後、巨匠ヤーノシュ・シュタルケル氏のアシスタントピアニストを務めた他、インディアナ大学より推薦され、ケネディーセンター・テラスシアター(ワシントンD.C.)でのミレニアムコンサート等、多数出演。2005年同大学にて、ヤーノシュ・シュタルケル、ミリアム・フリード両特別教授クラスの非常勤伴奏講師(専属クラスピアニスト)を兼任。
2006年帰国後、国内外に於いてリサイタル等での共演や伴奏、弦楽セミナー、コンクール等の公式ピアニストを務めている。
これまでに堤剛、アラン・ムニエ、マーク・コッペイ、ポール・ビス、五嶋龍、宮田大の各氏のリサイタルで共演。その他、文化庁『文化芸術による子供の育成事業(芸術家派遣)』東日本大震災復興支援対応アウトリーチ活動等も行っている。東京藝術大学音楽学部弦楽科及び指揮科非常勤講師(演奏研究員)を務める(2009年4月~2016年3月)。