出展作品によるコンサート&レクチャー (展示会場フィッティング―ルーム)
演奏者 佐藤豊彦(Lt)
11月2日(土)/2nd.Nov. 15:45~16:45
楽器製作者 | (会 員) | 山下暁彦 [7コースリュート & ルネサンスギター] |
* 曲 目 * |
7コースリュート 1.イタリア風パッサメッツォとガリアード(P. Phalese 1568) 2.ファンタジア(Siena MS ca.1580) 3.女王の最後の舞踏会(Vrietie of Lute lessons 1610) 4.ケンプのジグ(Anon. Ca.1600) |
ルネサンスギター 1.パヴァーナ・ガリアード・トゥルディオン(P. Phalese 1570) 2.ファンタジア(P. Phalese 1570) 3.ロック地方のガリアード(P. Phalese 1570) 4.ピクトー地方のブランル(A. Le Roy 1552) |
演奏者プロフィール
佐藤豊彦 Toyohiko SATO Lute
世界を代表するリュート奏者として活動する佐藤豊彦は、1968年にスイスへ留学し、1971年に世界初のバロックリュートLPをスイスで録音してデビュー。1973年にはオランダ王立ハーグ音楽院の教授に抜擢され、2005年に退官するまでの30年以上、世界各国で活躍する数多くの後輩リュート奏者を育てた。1982年のカーネギーホールでのリサイタルは、ニューヨークタイムズに写真入で絶賛を博した。30枚近いソロLP,CD、そして数えきれない程のアンサンブルでの録音の中には1980年にオランダでエジソン賞、同年に文化庁芸術祭賞、1983年と2008年にはレコード・アカデミー賞など、多くの受賞がある。作曲家としても世界各地の現代音楽祭に参加し、自作品によるCDも3枚ある。バロックリュート教則本を始め、リュート現代音楽カタログ、自作品や編曲集などの楽譜の出版物もある。2000年には「リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパン」の会長に就任し、特に日本に於けるリュート奏者、製作者、愛好家の普及に貢献すべく力を入れている。さらに音楽家のための禅茶道「楽禅古流」と気功「楽禅式呼吸法」を考案し、能楽を学び、伝統的な日本の精神文化との融合を目指して、現在も国際的に活動を続けている。1943年生れ。