マンドリン作品演奏 (展示会場フィッティング―ルーム)
演奏者 井上泰信(Mand) 山田岳(Gt)
11月3日(日)/3rd.Nov. 12:30~13:00
楽器製作者 | (会 員) | 小林 茂 笹川慶太 |
カラーチェ(株式会社エス・アイ・イー) 宮野マンドリン(ロッコーマン株式会社) |
* 曲 目 * |
・藤井敬吾: 「マンドリンとギターの為のソナタ」より 第1楽章 Allegro Impetuoso ・A.ピアソラ: 「タンゴの歴史」より“カフェ 1930”“ナイトクラブ 1960” ・R.ニャタリ: 組曲「肖像」より |
演奏者プロフィール

井上泰信 Yasunobu INOUE Mandlin
マンドリン演奏家・指揮者
NPO法人ARTE MANDOLINISTICA理事長兼音楽監督
1975年京都市生まれ。1997年同志社大学文学部文化学科教育学専攻(現社会学科教育文化学科)卒業。
同志社香里中学校入学時よりマンドリンを始め、1994年第1回ドイツ・シュヴァインフルト国際マンドリンコンクール次位。同年第14回日本マンドリン独奏コンクール第1位。1997年 第3回ロシア北方杯国際コンクールマンドリン部門第1位。1997年初のリサイタルを東京にて開催。フランスにてリサイタルを開催。 2度の韓国での公演や、2011年3月にはロシア・モスクワにて国際独奏コンクールの審査員を務めるなど、その活動は国際的なものとなっている。2017年は台湾での公演の他、フランス4都市でのリサイタル・マスタークラスを開催。2018年はフランス・ウィーン・ザルツブルク各都市にて演奏、2019年10月にはポルトガルでのリサイタル・マスタークラス及び指揮を予定している。
2013年、2枚目のアルバム「ManDream2」をリリースし、 『レコード芸術』誌において特選盤に選ばれる。
現在、京都教育大学、名古屋大学、東北大学、龍谷大学、関西大学各マンドリンクラブ技術顧問の他、全国各地の高校クラブ指導、全国高校総文をはじめとする大会講評などを担当する。共演者も多岐にわたり、世界を代表するギタリストの福田進一、藤井敬吾、鈴木大介、大萩康司各氏や、歌手の米良美一氏、アニメソング界の帝王水木一郎氏、ジブリ映画の井上あずみ、木村弓各氏、ノコギリ奏者のサキタハヂメ氏らと共演。 近年ではTV朝日「題名のない音楽会」への出演をはじめ、NHKラジオ番組での放送・出演や地域コミュニティでの講演会など、その活動をより広いものとしている。
2018年 京都市芸術文化協会新人賞を受賞。
木下正紀、川口雅行両氏に師事。

山田 岳 Gaku YAMADA Guitar
中学生のときジミ・ヘンドリクスに憧れエレキギターを始める。
その後ブルースやヘヴィメタル、パンク、プログレなどに傾倒したのち、クラシックギターを佐藤紀雄氏、ダニエル・ゲーリッツ氏に師事。
現代音楽の演奏を活動の主軸とし、広く内外の作曲家との交友を通して多くの独奏曲や室内楽、協奏曲などの初演に携わり、ギターのための新しいレパートリーを開拓している。
またアコースティックギター、エレクトリックギターに加え19世紀ギター、バロックギター、リュートなどピリオド楽器の演奏も得意とし、時代にとらわれない幅広いレパートリーを持つ。
近年では楽器の枠を超えたパフォーマーとしての活動、ダンサーや造形家とのコラボレーションによる舞台制作など、様々な切り口で新しい表現へのアプローチを試みている。
サントリー音楽財団サマーフェスティバル、秋吉台の夏、ベルリン・ランドシュピーレ、トーキョーエクスペリメンタルフェスティバルなどの音楽祭に客演。
海外からの招聘も多く、これまでドイツ、ベルギー、ハンガリー、ロシア、マレーシア、中国、シンガポール、ベトナムの各都市にて公演、また東京音楽大学、国立音楽大学、ゲント音楽院、ラサール芸術大学、セギ大学、ハノイ音楽院などでレクチャーやマスタークラスを行う。
2017年、ALM Recordsより初のソロアルバム「Ostinati」をリリース。ギターのあらゆる可能性を示した鮮烈な録音として話題を呼び、「レコード芸術」誌にて特選盤に選出、加えて第55回レコードアカデミー賞にノミネートされた。
第41回クラシカルギターコンクール第1位、第38回イタリア・ガルニャーノ国際ギターコンクール最高位、第9回現代音楽演奏コンクール"競楽IX”第1位。第20回朝日現代音楽賞を受賞。
桐朋学園芸術短期大学、福山平成大学非常勤講師。